堤淺吉漆店 金継ぎ体験ワークショップ 予約スタート[10月/12月開催]

2024/09/06

ご好評をいただいている「金継ぎ体験ワークショップ」10月、12月開催のお知らせです。

LOST AND TOKYO STOREでお取り扱いの 堤淺吉漆店「金継ぎコフレ」は、天然漆と純金粉など「金継ぎ」に必要な本格的な材料が全て入った初心者の方でも手軽に始められるキットです。
堤淺吉漆店(つつみあさきちうるしてん)は、明治42年創業の漆原材料メーカー。伝統的な漆の魅力に加え、漆の新しい価値観や可能性を発信しています。
本ワークショップは、堤淺吉漆店の講師をお招きし、「金継ぎ」の工程を学ぶワークショップです。

当日は、ワークショップの冒頭で、漆について、金継ぎ完成までの大まかな工程を説明いただきながら、初回工程で一番難しいとされる「接着」や「錆付け」を体験します。
工程においてのちょっとしたコツや、質問も随時お答えしながら進めていきます。

体験する器は、石川県白山市にあるニッコーの工場で欠けてしまった廃棄予定のお皿を使用し、ボーンチャイナの質感に触れながら体験いただけます。
ご自身のご自宅にある器のお持ち込みも可能です。

「接着」「錆付け」後の工程は、お持ち帰りもいただけ、ご自身で進めて頂きます。

当日、ご自宅で金継ぎ出来る体験キット「金継ぎコフレ」をご購入頂くと、付属の動画解説に沿ってその後の工程もスムーズです。
(ワークショップ参加者特典として定価の10%OFFにて販売させて頂きます。)

体験者の参加の声では、
「本格的な漆の "金継ぎ" を学びたかった。」
「興味はあるが、なかなか踏み出せず、一歩を踏み出せた。」
「キットの中身や使い方を学べて嬉しい。」
「講師の先生に質問しながら作業を進められ安心できた」

という声もいただいています。

体験レポートはこちらから https://lost-found-store.jp/blogs/journal/vol51

- 自宅、自分のペースで行ってみたい。
-「金継ぎコフレ」や道具は手元にあるが、直接講師の方から学びたい。

そんな方にもおすすめのワークショップです。

ご自宅で割れたままになってしまっている器はありませんか。
大切に時間をかけて復活したうつわは、今まで以上に愛着のあるものになるはずです。
是非 皆様のご参加をお待ちしております。

ご予約フォームはこちらから

-----------------------------------------------------------------

日時:2024年 10月26日(土)・12月7日(土)
①13:00~15:00 / ② 16:00~18:00
※終了時間はおおよその時間となります。
場所:LOST AND FOUND TOKYO STORE / NIKKO SHOWROOM(B1F)
参加費:4,500円+税
ご参加特典:
・金継ぎいただくNIKKOの器・ムロ(器を乾燥するための段ボール)はお持ち帰りいただけます。
・「金継ぎコフレ」を10%OFFでご購入いただけます。(当日限り)

定員:6名
持ち物:
・当日の工程の材料、道具は会場にご用意しています。
・工程の資料をお渡し予定です。ペンやメモなど必要な場合はお持ちください。
・長袖着用、肌の露出の少ない 汚れても良い服装でお越し下さい。エプロン着用も可能です。

【ご自身のお持ち込みの器に関して】
・お1人様2点まで(時間内に応じて作業も可能です。当日講師とご相談ください)
・割れ、かけ、ヒビなどの器(ガラス製品は不可)
※割れたうつわのパーツがないものなど、状態によっては金継ぎが難しいものもございます。
当日講師とご相談の上となります。ご了承ください。
・お帰りの際、任意で体験いただいた器をお持ち帰りいただきます。
お持ち帰りいただけるエコバッグなど、ご持参のご協力をお願いいたします。
※糊漆が半乾きの状態で持ち帰るので、できれば糊漆がついても構わない使い捨ての袋(紙袋など、持ってきた器を平置きできるサイズのマチのあるものが望ましいです。)

【その他注意事項】
ワークショップでは天然漆を使用し、伝統的な本格金継ぎを体験頂きます。漆は体質や体調によってカブレることがあります。皮膚に付着しないよう、肌の露出の少ない服装でお越し下さい。開始前に講師から注意点をご説明させて頂き、十分対策した上で進めて参ります。予め、ご理解ご了承の上お申し込み下さい。

堤淺吉漆店(ツツミアサキチウルシテン)
明治42年の創業以来、漆生産者から原料となる漆樹液を仕入れ、黒や朱色など様々な用途目的にあった漆を精製・調合・販売。日光東照宮をはじめ、国宝・重要文化財建造物の修復や、国内外の漆芸作家、職人たちに漆を提供する漆原材料メーカー。
日本産漆取り扱いトップシェア。一方で、近年の漆需要減少に危機感を感じ、2016年から漆普及活動「うるしのいっぽ」を始動。さらに漆の新しい価値観や可能性を伝える「BEYOND TRADITION」を立ち上げ、環境負荷のない漆塗り木製サーフボードをアイコンに「人と地球にやさしい漆の価値」を世界に発信。さらに木と漆のストロー/suwなど、循環可能なプロダクトも制作し、共感を呼んでいる。
2024年4月には漆や工芸をつなぐ新たな拠点「Und.」をオープン。漆を軸に、衣食住様々なワークショップや漆芸教室「うるしの学校」も展開する。

第三回三井ゴールデン匠賞授賞。ジャパンクラフト21第一回ロニー賞授賞。
Instagram: @tsutsumi_urushi

講師:間瀬春日
漆芸作家。堤淺吉漆店の金継ぎキット開発に携わり、同社主催の金継ぎ・拭き漆などのワークショップ講師を務める堤淺吉漆店のパートナー。

ワークショップの裏側・間瀬春日さん取材記事はこちらから

記事一覧に戻る